個人事業主が法人化することを「法人成り」ともいいます。
この場合、建設業許可の申請時に必要とされる書類があります。
それは、個人事業主の「廃業届」。
社長さんが個人事業を始める際、税務署に「開業届」を提出したと存じます。
法人成りするということは、個人事業を廃業するということでもありますので、「廃業届」を届け出る必要があるのです。
社長さんのなかには、個人事業を始めた際に「開業届」なんて提出していない、という人もいるかもしれません。
その点はご安心ください。
「開業届」と「廃業届」を税務署に同時に提出することも可能です。
法人成りすると、多くの会社さんの場合は法人税の申告などで税理士に依頼することになるでしょうから、税理士に代わりに「開業届」と「廃業届」のことをやってもらうといいでしょう。